MALDIVES 旅行記 6/7


□ 6日目(11/29)  SPA & Romantic Sunset Sandbank □

6日目今日も午前中はシュノーケリング.。たっぷり魚と海を眺めました。
そして、昼食後には昨日のラグーンバーで勧められた、「NAUTILUS SPA」へ。
ここは、バリ式のエステを受けられるSPAで、僕達は1時間のマッサージコースを選択。
静かな木陰で心地よいマッサージとアロマオイルの良い香り、室内にはヒーリング音楽が流れ・・・・・予想通り熟睡してしまった。
起きていたのは最初の15分くらい。心地よい目覚めだったけど、ちょっと損した気分。


17:00からは「Romantic Sunset Sandbank」なるツアーに参加しました。サンドバンクとは砂だけで出来た島。つまり砂だけで出来た無人島へ行って、サンセット見ながらシャンパンで乾杯!!しかも行くのは2名だけ。という贅沢なツアーです。
2名だけでといっても、私達にドーニが操縦できるわけではないので、実際に島に行ったのは、ドーニを操る船長と助手2名(船長の息子達)、そして給仕役のリゾートのスタッフ1名の総勢5人。
5人だけを乗せたドーニは、夕暮れ迫るモルディブの海へ。



無人島へ行く途中にスタッフのシヴィさんが トローリング。
見事大物(60cm位)を釣り上げました。


30分くらいで目的のサンドバンクが見えてきた。砂だけの島を予想していたが、ちょっとだけ木も生えてる。でも正真正銘無人島。
もちろん桟橋なんて無いので、ドーニをぎりぎりまで近づけて、後は水の中を歩いて島に上陸のはずが・・・。
「ガリッツ・・・ガガガ」
あれ?珊瑚に乗り上げた?そしてエンジン停止。慌てる船長。
どうやら、座礁してしまったようだ。


とりあえず、船を残して僕達2人と、リゾートスタッフが島へ上陸。
幅は10m位しかなさそうな長細い島、浜辺にはカニとヤドカリが沢山いました。
テーブルとイスとちょっとしたおつまみをセッティングしてもらい、南国の美しい夕景を眺めながらシャンパンで乾杯。こんな贅沢は当分出来ないだろうなー。


無人島で乾杯!!贅沢な時間だ。

夢のような時間はすぐに終わり、そろそろ帰り支度。しかし、船はまだ動きそうにない。日も暮れて、あたりも大分暗くなってきた。
それから船に移り、2時間くらい待っただろうか、辺りは既に真っ暗、船の明かりも小さな電球1個。
このまま野宿はちょっとなあ・・・と思いかけたころ、海の方からから話し声? 目を凝らしてみると、現地の子供(中学生くらい?)達が乗った小さなイカダでした。
どうやら、この事態を聞きつけて(どうやって知ったかは???)様子を見に来たようです。船長と現地語で話し合っています。
そんな中、今度は洋上に明かりが。
助けにやって来た別のドーニのようです。あまり近づくと座礁してしまうので、子供達の乗るイカダに乗せてもらい、イカダからドーニへ。とりあえずこれで安心。リゾートへ戻ります。
で、結局ココパームに戻れたのは、午後11時。予定の8時を3時間もオーバーしてしまった。レストランも閉まっている時間でしたが、リゾートのサービスで普段は追加料金のかかるバーベキューディナーが用意されていました。
というわけで、波乱の1日でしたが、まあこれも面白い経験ができました。
それにしても、あのドーニはあの後どうなったのかな?

それと、もうひとつ。助けの船を待つ間、リゾートスタッフのシヴィーさんが、ヤシの葉でおもちゃを作ってくれてり、カタコトの日本語で楽しい話を聞かせてくれたり、何とか私達を飽きさせないように頑張ってくれた事です。仕事といえばそれまでだけど、ゲストを大切にするというこのリゾートの姿勢が生きているようで、とても感動しました。シヴィーさんありがとう。


今夜は最後の夜、部屋に帰るとベッドを花びらで飾ってありました。

<<<BACK   NEXT>>>