LONDON & PARIS 旅行記 4/6


□ 5日目 パリ市内観光 □


5日目。
今日はパリ市内を観光。
フリーな時間は1日だけ。
パリは見所が多く、今日1日でどのくらい周れるだろうか。



地下鉄1日周遊券 「パリビジット」を購入。



ルーブルの庭にあるカルーゼル凱旋門。
小さすぎてナポレオンのお気に召さず、作り直されたのが有名なシャンゼリゼ通りの凱旋門だそうだ。
さすがナポレオン。



ルーブル美術館。
まだ開館前なので人はまばら。
さすが世界一の美術館。外観も豪華。
中に入りたいが、時間が無いので今回は見送り。うーん残念。次回は必ず・・・。



数年前にルーブルの中庭に新設され、景観をぶち壊すと大論争になったというガラスのピラミッド。今はそれなりに評価されている様です。
このガラスの中央にエスカレーターがあって、美術館への入口になっている。



エッフェル塔。
ここも建設中は非難続出でかなりもめたらしいけど、出来てしまえば名物に。
今やパリで一番観光客を集めるスポットだとか。



コンコルド広場の近くのカフェで食べたタルト。
美味かった〜。
パリはロンドンと違って食べ物が美味い。
ガイドブックに乗るような有名店には入らなかったけど、普通のカフェやレストランが普通に美味かった。長期滞在する人にとってはこれは重要だと思う。



コンコルド広場周辺。
パリは路地は狭いが、幹線道路は広い。
しかし交通量が多く、しかも景観を優先するため、信号機がとても見にくい(道路の脇とかにちょこんと付いているだけ)慣れないと運転しにくそうだ。



次はパリで一番美しいステンドグラスが見られるというサント・シャペルへ。
中に入ってみると、豪華な装飾に彩られた、ステンドグラスの美しさに圧倒される。


2階に上がるとさらに驚きが。
ほんとに凄い。日本でもステンドグラスが有名な教会は有るが、はっきり言って全く違う。
しばらく言葉も出ませんでした。

周囲360°がすべてステンドグラスで彩られている。だいだいこの建物壁が無い。柱とステンドグラスだけといった感じ。
しかもその一つ一つは細かい絵画のようになっていて、聖書に登場する物語の場面が描かれている。




お次は「ノートルダムの鐘」で有名なノートルダム寺院へ。
先ほどは建物内部の装飾に驚かされたが、今度はその外観に驚く。
巨大な石造りの建物は細やかな彫刻に彩られ、どこから見ても美しい。
完成までに200年かかったと言うのもうなずける。


ノートルダム寺院の側面。
コンピューターなんて無い時代に、こんな形に設計した人たちって凄い。


こちらは後ろから見たノートルダム寺院。
正面とは全く別の建物のようである。
どちらかというと僕はこっちの方が好きかも。



セーヌ川のほとりを歩いて、オルセー美術館に。
川沿いの遊歩道には、絵描き達が自分の書いた絵(もしかしたら違うかも)を並べて売っていた。

オルセーに着くと、閉館まであと30分くらいしかない。急いで中へ。受付はどこ?とか思いつつ前の人に続いて歩いていくと、そのまま館内へ入れてしまった。
結局お金は支払わず。
時間が無いので足早に中を周るが、それは素晴らしい絵画の数々。
オルセーは日本で人気の高い印象派の画家達の絵画をあつめているので、教科書やその他いろいろな所で見たことの有るような絵がゴロゴロしてます。
「やっぱり本物は色彩が違うなあ」などと言いつつ、見とれていたらすぐに時間になってしまった。


美術館から出るともう夕方、美術館も寺院もどこも閉まり始めてしまう時間帯。
でもサマータイムのパリはまだまだ明るい。21時くらいで日本の19時くらいの明るさ。
ホテルに戻るのはもったいないので、夕暮れ時が一番にぎわうというモンマルトルの丘へ向かう。


モンマルトルの丘からの眺め。
似顔絵書きや土産屋のひしめく路地をひたすら登っていくとたどり着きました。
ケーブルカーを使わず歩いたら結構しんどかった。

でも、ここからは夕暮れ時の美しいパリが一望に出来ます。
丘の上には観光客やら地元の若者達やらが大勢集まって、
ビールを片手にマッタリとパリの町並みを眺めていました。
とても良い雰囲気。来て良かった。



モンマルトルの丘の上に建つサクレ・クール教会。外観以上に中は広かった。
なんとなくアジアのモスクのようなエキゾチックなたたずまいが丘の夕景にマッチしている。


というわけで、濃い〜内容の一日は終わり。ホテルへ戻って爆睡です。
だいたいパリを1日で周るのなんて無理。
次回はもうちょっと時間をかけてじっくり観たいものです。


6日目へ続く。


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